初洗いまで後2日
【本日のポイント】仕込み蔵は気遣いの塊
【本日の流れ】
10/11、初洗いまで後2日に迫って参りました。
ということで、午前中に、お米が届きました。パレット5枚分。
お米が来るといよいよ感が出てきますね。
先週の内に仕込蔵の掃除も終わり、DACをダクトに噴霧して殺菌もほぼほぼ完了。
薮田の受けタンクを置く場所の上部が木製になっており隙間が空いているので、
上から物が落ちて来ないように養生したり、階段部分からもゴミが下に落ちないように養生したりと、仕込み中にリスクになるものはしっかりと防ぐ、この気遣いが美味しい酒造りにつながっているのだなと思います。
やはり、そこも人の手をかけて行います。それなりの備品も時間も必要。
しょうがないのだけど、準備し易い環境、掃除し易い環境造りは経営側の命題。
今いるお蔵は、圧倒的に掃除しやすい環境ではあると思うのですが、もっと効率よくできる方法はあるのではないかと。
その他はいつもの様に備品の洗浄、掃除。
上記にも記載したDACと言うものは醸造工業用強力殺菌消毒液で、Dimethyl-Benzyl-Alkyl-Ammonium Chloride。こちらを100倍~500倍に薄めたもので様々な物を洗います。
本当にこれはいろんなところで使います。
本日届いたマルサンホースは、ケイポールサニーホワイトという洗剤で消毒。
ホースの中までしっかりと洗浄するために、ポンプを使用して内部にケイポールを溶かしたお湯を入れていき、浸け置きをします。
このように、洗浄剤も多種多様、何を選択するかはその蔵の杜氏次第ではあるのですが、最適な物を選んで行きたいものです。
【気付いた課題】人がやるべきこと、やらなくて良いことの境界線が曖昧。
【考え得る解決策】
他の蔵の現場などを把握して、どこに手を掛けているか、掛けていないかを学び活かす。
0コメント