初洗い

【今日のポイント】機械の動作確認は使用前までに

【本日の流れ】

今日は本当に忙しかった日。

午前中に、薮田の濾布を張る作業を行ったが、約100段ある濾過板に濾布を張るのはかなり時間を要すものでした。

この蔵は、薮田も冷蔵庫の中にあるので、5℃くらいの中での作業。

外に出たら鼻水ダラダラ(昨日から風邪気味)でした。

10時過ぎから実際に洗米の作業に入りました。

前準備として、ホースやポンプの準備。小型計量洗米機の準備などを行いました。

いざ洗米、となった時に、計量機の一箇所が作動しない状況に陥り、自分たちで計量することに。

しっかりと前準備状況で、動作するかの確認、メンテナンスは行っておくべき。

また、洗米前に、米の水分率を専用機器で図り、それに応じて、目標吸水率を計算します。

目標吸水率になるために、何分浸漬するか、ということも考えて行うのでかなり大変。

今回は、予想以上に吸水してしまい、かなりのタイムロスとなりました。

機械の不具合、吸水度合のミスで全体的に終わるのが遅くなりました。

このような一つ一つの作業により、全体の終わる時間が長くなってしまうのは、全体のモチベーションにもつながるので、気をつけないと。

最終的に甑に米を入れて、蓋をし、ビニールシートで覆い明日の蒸米の工程につなげます。

【気付いた課題】ポイントと同様、機械の事前準備が甘い

【考え得る解決策】

基本的に行き当たりばったりな作業が多いので、前準備の時になにができていないといけないか、担当者は確実に把握しておくべき。その時になって、あーでもない、こーでもないと模索していると、全体の時間が遅くなって、全員に支障が出てくる。

もっと、行動の意図を理解して、それぞれが自走できるようになるべき。

そもそも、この造りの目標ってなんだんだろう。

日本酒造り日誌

醸造、食品用機械、消耗品を取り扱う専門商社の跡取りが、1シーズン日本酒造りに参加することになった為、この貴重な体験を記録し、発信していくために立ち上げたブログです。 インターネット広告代理店→醸造用品専門商社という、業界にはあまりいない経歴なので、その視点を忘れずに記事更新をしていきます。

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